良い授業とは・・・授業は生もの?!です。
こんにちは、えいこです。
今日は、生徒にとって良い授業とは?を考えてみたいと思います。
先生にとっては永遠に問い続けるテーマですよね。
私が語学学校で研修を受けたとき、トレーナーの先生からこう言われました。
「クラスは生ものです。仮に毎日、同じ授業をしても、生徒の反応は違います。
先生の授業の運びで、生徒の反応が良くも悪くもなる。生徒が理解できないのは、
先生の力不足です。」
生もの??? っていったいどういうこと?
この言葉の意味を本当に理解したのは、ずっとずっと後のことです。
ここ2年ぐらい、私は同じ教科を3クラス受け持っています。よって同じ授業計画を
3時間行うわけです。そしてまさに、言葉通り、同じ授業内容でも生徒たちの
反応は3クラスとも違って、上手い反応も、上手くない反応も、疑問を持つところも
本当に様々です。
盛り上がるところが違えば、立ち止まるところも違う。
授業は確かに、先生という職業を選んだ先に大人になった一人の人間が教えていますが
1時間の授業は、生徒たちとともに作り上げているのだ。と私は思います。
導入から、メイン活動、まとめまで、生徒が良く理解してくれて、
反応がとても良く進んだ授業は、一体感を感じます。楽しくて仕方ありません。
そんな授業ほど、先生側の疲れは感じません!
生徒も「あっという間の授業だった」「眠たくなかった・・!」とか(笑)
だから、私が思う良い授業に大切なことは、わかりやすいを前提に
①私自身が楽しむこと
②生徒と同じ時間を共有して作り上げていくもの
この2つのことを念頭に置きながら、色々な授業アイデアを実践しています。
もちろん、学んだことが定着していくことが目標なので、楽しいで終わらせては
いけないし、こちら側の自己満足で終わってもいけない。
「楽しい!」「わかった!」の先に、学びたいというモチベーションに繋げていくことを考えないといけません。
現実は上手くいかないことも少なくありませんよね。
「あーーーーーー、やってしもうた!」と落ち込むこともあります。
どちらもお疲れモードで、授業の空気が重たいなぁと正直感じることもあります。
でも、毎日授業をやっていくなかで、上手くいった瞬間の高揚感みたいなものは
私の中にしっかりと、記憶されています。だからへこんでしまったときも、
「このアイデアはいまいち。次はどうしよう?」
「この活動してみようか。」
とリサーチし、生徒たちの反応を想像しながら授業計画を立てている時間も
楽しいのです!
そしてその計画を、生徒たちと作り上げていく授業の過程が楽しいのです!
That's why I love what I do.
ただあくまでも私の考え方なので、お読みいただいて、参考になれば
幸いです。
Love,
えいこ