単語を暗記すること。運用できること。単語習得の効果的な活動 Part 2
こんにちは、英語の先生やってます、えいこです。
この秋は、なぜか懐かしの胸キュンの漫画にはまっています。
さて、今日は前回の続き。単語を運用できるための効果的な活動 --長期記憶--
を目指した活動です。
今の生徒たちの悩みは、悲しい😢ことに・・・
単語帳で暗記したはずなのに長文に取り組む読解力がついていないと感じることです。
単語を覚えても、長文が読めない。つまり圧倒的に英文を読む量が不足していました。
だから、この2年ぐらいは教科書とは別で速読の練習、
プラス、シンプルではありますが何度も教科書の英文と速読の教材の英文を
音読活動をするようにしています。
これは、以前にお話しした 帯活動のアイデア 例文編 の習得と同じです。
音読方法は、生徒たちが退屈しないように(同じ活動はすぐ飽きるんです…(´;ω;`))
以下の4つぐらいを活動に取り入れます。
1.スラッシュごと読み
2.ピリオド読み
3.音声なしで同じ速度で読む
4.時にはシャドーイング
1、2はペアワークを好む生徒たちは活発に行っています。
1は、ピリオドごとに交代で読む。
2は、先攻後攻を決めて、スラッシュごとに パートナーの後を追って読む。
どちらの活動も読みながら、英文の内容を頭にイメージをしながらと伝えますが、
生徒たちの頭の中でどれだけイメージできているのだろうかと、いつも心配です。
ですから、スラッシュリーディングで音読をするときは、パートナーの音読のあと、
日本語でアウトプットするようにしています。
イメージはこんな感じです ↓
Student 1: Many people expect /
Student 2: 多くの人は期待します
Student 1: that AI will make our lives a lot more comfortable.
Student 2: AIが私たちの生活をはるかに快適にするだろうと
Student 1: At present,,/
Student 2: 現在では/
ただ、生徒がスムーズにいくとは限らず、単語がわからなくて止まることも
あります。そのようなときは、ペアで解決しながら読み進めていっています。
立ち止まってわからない意味をもう一度確認する。この作業で、単語や英文の構造も
記憶にも残りやすいはずです。
3,4はある程度、英文の内容が理解できてから、まとめ(Wrap up)で行います。
シャドーイングまで続ければ、かなり英文を理解できているはずです。
地道ではありますが、何度も単語に出会う。このことが大切だと感じました。
実は、私自身が苦戦している英検1級のボキャブラリーに出くわしたからです。
映画でしたが、セリフを聞いた瞬間に、イナズマに打たれたかのように
その単語が私の記憶を貫いたのです!
このように生徒たちにも実感できる機会をたくさん作りたいと思っています。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
Love,
えいこ